プロの探偵が行う浮気調査には様々な手段があり、ドラマや漫画にあるような尾行が行われる場合もあります。
ラブホテルの出入りはもちろん、エレベーター同乗して至近距離での撮影をするなどプロの技術は素人には真似ができるようなものではありません。依頼者にとって有益となる情報を集めてくれるのです。
浮気調査の手段は、探偵の技術力によってどこまでできるかが異なります。つまりは、探偵選びが重要ということなのです。
もしパートナーが浮気をしているかもしれない場合、真実を明かして安心するために探偵事務所まで相談してはいかがでしょうか。
最も基本的な手段となる尾行
探偵が浮気調査を行う場合、ターゲットの動向を把握し尾行をすることもあります。
浮気調査は尾行に始まり尾行に終わる、とも言われているほどです。
ターゲットがいつどこで何をしていたのか、また誰と会って何を話していたのかを細かく調査します。
探偵が行う尾行は、ただターゲットの後ろを歩くだけではありません。
規模が大きな探偵事務所には、調査用の専用車が用意されているでしょう。
素人には難しい車両尾行でも、経験を積んだプロの探偵であれば可能なのです。
ターゲットが運転する車との距離が近くなると、怪しまれる傾向にあります。
そのため常に一定の距離を保ち、その上で見失わないよう意識しなければなりません。
街中で尾行をする場合も、服装や言動に気を付けて行われます。
マスクやサングラスは逆に目立つため、避ける探偵もいるようです。
一般人の中に紛れ込み、普通の私服姿でターゲットを尾行するでしょう。
遠すぎず近すぎず、且つ見失わない距離を常に保つことが重要なのです。
待ち伏せのために潜入調査を行う
ここでいう「潜入調査」とは「張り込み」に類する調査です。
法律を遵守する探偵では、違法性のある不法侵入による調査は行いませんので注意して下さい。
たとえばターゲットが依頼者以外の異性と待ち合わせしデートをする場合、店舗への潜入調査が行われる傾向にあるようです。
どのようなデートを行うかあらかじめ情報を集め、いくつかの場所に絞って張り込みを行います。
ターゲットが現れるまで待ち続け、証拠を押さえるチャンスを狙うのです。
浮気相手との関係が親密と思われる場合、ラブホテルへ潜入することもあるようです。
しかし潜入と言っても、実際にラブホテルの中で待つわけではありません。
ターゲットに気付かれないよう注意を払い、ラブホテル周辺の建物や物陰に潜むのです。
物陰からターゲットの動きをチェックし、決定的瞬間を待ち続けます。
体力と集中力が要求されるため、素人にとっては尾行以上に真似できない手段と言えるでしょう。
ちなみに探偵には、探偵を育成する機関があります。
必要な知識やスキルを磨き、初めて潜入調査ができるようになるのです。
決定的瞬間を撮影する
尾行や潜入による調査を続け、ターゲットが大胆な行動に出たら探偵にとってチャンスです。
ラブホテルに出入りする、浮気相手とキスをする、などはターゲットにとって言い逃れできない行動でしょう。
探偵は調査後に報告書を作成します。
依頼者に真実を伝えるために、決定的瞬間を撮影して報告書に掲載するのです。
写真や動画の撮影にもいくつかポイントがあり、ターゲットの顔が確認できることは前提です。
浮気相手とどこにいたのか、またキスや抱き合うなどの様子がわかるかなども重要でしょう。
これらの証拠は裁判に発展した場合、相手を追い詰める切り札になると思われます。
また使われるカメラですが、普通のものやスマホではバレる可能性が高いでしょう。
探偵はカメラ機能が付いた専用の機材を使い、細心の注意を払って撮影に臨むのです。
たとえばペンの形をした小型カメラ、ネックレス型の首からぶら下げるカメラなどがあります。
まとめ
上記で紹介した手段はどれも素人には難しいため、依頼者は不用意に真似しないでください。
小型カメラは一般人でも購入可能ですが、画質が悪く使うタイミングに戸惑うなど扱いが難しいです。
プロの探偵は有力な情報を1つ集めるために汗水を垂らし、依頼者のために尽力してくれるでしょう。
証拠は1つでも多く揃った方が、調査後の展開が有利となるはずです。
また手段についてリクエストが出せる場合、遠慮せず伝えてください。
