ここでは浮気の証拠写真の撮り方を、証拠の定義を絡めてお話していきます。
自分で浮気の証拠写真と撮りたいという人もいると思います。そのためいは、法的に効力がある浮気の証拠がどんなものであるかも知っておいたほうがいいですよ。
浮気の証拠になる写真の定義
浮気の証拠になる写真ですが、大まかに、直接証拠と間接証拠に分けられます。
●直接証拠:不貞行為の事実が見て分かるもの
●間接証拠:それだけでは不貞行為の証明にはならないが、複数の証拠を積み上げることで不貞の行為の証明となるもの
不貞行為というのは法律の言葉で「配偶者のある人が自由な意思で配偶者以外の異性と性的な肉体関係をもつこと」です。
なかなか文字にする生々しいものです(汗)
直接証拠の写真は、こんな写真を第三者が見て人物が特定できるように撮影する必要があります。
一方、間接証拠の写真は、例えば、配偶者と浮気相手が手をつないで歩いているところとか、食事をしているところとか、LINEのトーク履歴の写真とか、メールのやり取りとか、例えるなら、恋人っぽい二人やそのやり取りを撮影した写真です。
物陰で抱き合っていたりする写真を直接証拠だと思っている人もいると思いますが、これは間接証拠です。
あくまで、法律的な不貞行為をダイレクトに証明するには、直接証拠となる写真の撮影が必要です。
直接証拠でないと意味がないの?
浮気の証拠となる写真ですが、
「不貞行為そのものを直接的に証明できませんよ」というだけで意味がないというわけではありません。
間接証拠の写真を時系列に積み上げいくことで、長期間に渡って関係が続いていることの証明にもなりますから、浮気の証拠写真であることには間違いありません。
ただ、配偶者や浮気相手に言い逃れさせないレベルの証拠となると、やはり、直接証拠となる写真が必要ですね。
例えばですが、配偶者やその浮気相手とこじれて裁判になったりした場合には、不貞行為の事実をあなたが証明しないといけなくなります。
そうなった時に、LINEのトークアプリの履歴の写真しかなかったら「それ以上の関係はない」と言われれば反論できなくなってしまいます。
浮気の証拠写真で、直接証拠まで押さえるのか、間接証拠で済ませるのかは、先の展開もよくよく考えて冷静に判断する必要があると思います。
浮気の直接証拠の写真の撮り方
では、参考までに浮気の直接証拠の写真の撮り方を説明します。
不貞行為の最中の写真を撮影するのは法を守ると無理ですから、普通は、ラブホテルの出入を押さえます。
ラブホテルに入る 21:03 <証拠写真を撮影>
ラブホテルを出る 22:48 <証拠写真を撮影>
カメラや動画で日付と時間が出るようにしておいて写真を撮影。するラブホテルの滞在時間が計算できます。
ラブホテルで長時間滞在する目的は一般的に明らかなことなので、不貞行為のそのものの写真でなくとも直接証拠になるのです。
ラブホの出入りは素人も撮影できるの?
浮気の証拠写真を自分でも撮りたいという人がいると思うので書いておきますが、100%無理とはいいませんが、私個人的にはやめたほうがいいと思います。
夜間に鮮明な写真を撮影するは撮影技術と特殊な機材が必要ですし、その場に居合わせるためには尾行の技術も必要です。
何より、あなたは配偶者に顔が知られているので近づけません。
直接証拠の撮影に関しては、探偵事務所や興信所のプロに任せるのがおすすめです。
探偵が撮影する浮気の写真
探偵に浮気調査を依頼した場合には、調査開始時間からの一連の行動を尾行しながら時系列で撮影して行きます。
当然ながら、配偶者が浮気相手を接触してからは、浮気の間接証拠の写真も、直接証拠の写真も撮影されます。
これらの撮影された写真は「調査報告書」という形で提出されることが多いです。
浮気調査の料金の範囲内で法的にも効力がある「調査報告書」にまとめあげてくれる探偵事務所もありますから、探偵事務所を探す時には「調査報告書」についても見本を見せてもらうなどして確認しておきましょう。
何社か見比べると、証拠となる写真の撮り方の違いや撮影技術の違いが分かると思います。探偵事務所の技術はピンキリなのです。
まとめ
浮気の証拠写真を撮り方を読んで「自分ではできないのか・・・」とがっかりした人もいるかもしれないですね。
でも浮気の証拠をつかもうとする場合に絶対にやってはいけない失敗は「証拠をつかむ前にバレること」です。
バレてしまったら、証拠隠滅という自体にもなりかねません。
浮気の問題を解決するために自分に役立つ写真というのはどうゆうものかを把握して、不利にならない証拠集めをしていくことが大切です。